この「HRP(Humanoid Robotics Project)-4C」は、身長158cm、体重43kgのかわいい顔をした女性ヒューマノイドです。
関節の位置や寸法は、日本人青年女性の平均値を参考にしたそうで、今までのロボットからすると一挙に人間に近づいたような感じがします。ただ歩き方が開発者の言うようにまだ研究の余地があり、歩行姿勢については少し残念です。手もやや大きいかな・・
ロボットのしぐさはモーションキャプチャーという計測装置でヒトの行動を詳しく分析し、歩行動作や全身動作を元に、腰に3自由度、首に3自由度、顔には8自由度を設け、人間にきわめて近い動作がとれます。
また応答などはヒトの音声認識にもとづいて、人間とのインタラクションも実現しています。「・・驚いて!」などにはうまく反応していました。
製作費用が2億円という今回の「美女ロボ」はファッションショーにも出る予定だそうです。
今後ともさらに進化させて、一家に一台いや、一人に1台「メイドロボット」というコンセプトに夢がふくらみます・・・やさしいアンドロイドの作り方